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高気密・高断熱の家と換気の関係

2020/05/22

最近、建物の性能を気にされるお客様が増えているように感じます。
それは、国がエネルギー消費を抑えるために省エネ住宅のロードマップを明示し
2020年の省エネ義務化が閣議決定していることで、
各建築会社が性能アップを図っていることも一つの要因かと考えます。

高気密・高断熱の家が当たり前になってきていますが、
窓を閉め切っていると呼吸や臭い、家具などから出た化学物質などによって
汚れた空気が室内にこもりやすくなります。
もし汚れた空気が室内に溜まってしまうとアレルギーの原因となることもあり、
さらに二酸化炭素濃度が高くなると集中力や記憶力が衰えてしまうとも言われています。
そのため、特に気密性の高い建物では、室内を「良い空気環境」に保つために
換気システムなどで強制的・自動的に室内の空気を入れ替えることが重要です。
そこで今回は高気密・高断熱の家に適した換気システムについてご紹介します。

義務化された「24時間換気システム」とは

現在、日本では住宅への24時間換気システムが義務付けられています。
同システムは、室内のホルムアルデヒドなどの化学物質やCO2を排気して、
新鮮な外気を取り入れる目的で設置されています。
1990年代当時、大きな社会問題となったシックハウス症候群。
その対策として、2003年7月に建築基準法が改正され
「汚染源の有無を問わず、1時間当たり、家全体の空気の半分以上の量を排気して、
同じだけの量の外気を吸気しなさい」と定められました。
つまり「2時間で家全体の空気を総入れ替えする」というものです。
また、同システムは室内の空気を常に流動させるため、
温度差と空気の滞留により発生する結露対策にもなっています。

 

高気密・高断熱の家に最適な換気システム

日本では建築基準法により、24時間換気設備の設置が義務付けられているため、
2003年以降に建てられた新築住宅には必ず換気システムが設置されています。

そして、換気方式には大きく分けて3つのタイプがあります。
住宅では一般的に吸気は自然に任せて、排気は機械によって強制的に行う「第三種換気方式」が採用されています。
第三種換気方式は低コストで計画換気ができることが特徴ですが、
窓の開閉や間取り等によって換気ムラが起こる場合があります。

そのため、高気密・高断熱の家には、吸気・排気ともに機械で行う「第一種換気方式」がおすすめです。
第一種換気方式は第三種換気方式に比べて換気ムラが少ないことが特徴で、
間取りや窓の開閉等にあまり影響を受けずに計画的に換気ができます。
さらに、吸気と排気を機械で行うことにより、排気と吸気の量を調整することができます。

春や秋の花粉が気になる季節では、気圧を調整し、
空気の流れで室内に花粉などが侵入することを抑えることができるため、
花粉症の方にはとても嬉しい機能です。
また、換気による冬場の過乾燥も防ぐことができるので、
お肌の潤いを保つ空気環境に整えてくれるメリットもあります。

 

 

 

 

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