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24時間換気システムそれぞれのメリット・デメリット

2019/06/14

24時間換気システムの仕組みについて説明してきましたが、

24時間換気システムにも3つの換気方式があります。

今回はそれぞれのメリット・デメリットをご説明して行きます。

 

 

3つの換気方式とそれぞれのメリット・デメリット

24時間換気システムには3つの換気方式があり、それぞれの換気方式には一長一短あります。

“第1種換気方式”

→外気を取り込む給気口と空気を排出する排気口の両方を、換気扇などの機械によって行う方法

“第2種換気方式”

→給気のみ機械で行い、空気の排出に関しては自然に排気口から行う方法

“第3種換気方式”

→空気の取り込みは自然に給気口から、排気は機械によって強制的に行う方法

 

 

安定した換気効果の1種換気方式

費用面でみると、給気と排気のどちらも機械で行う第1種換気方式がほかと比べて高くなります。

しかし、空気の循環を最もコントロールしやすく、安定した換気効果が期待できます。

 

 

機械で給気を行うのが第2種換気方式

住宅には少ない2種換気方式

給気は機械で強制的に、排気は自然に任せるという仕組みの第2種換気方式。

通常、強制給気によって取り込まれた空気が室内に入ると、気圧が高まります。

室内の気圧が上がると、今度は下がろうとするので空気は外部へと自然に流れていきます。

その働きを利用して自然な排出に任せるというのが第2種換気方式の特徴です。

 

出入口のドアを開けても他の部屋から汚染した空気が入ってこないという特徴から、

無菌室や手術室、工場などのクリーンルームに採用されてきた特殊な換気方法です。

気密性能が高くない住宅では隙間から室内の水蒸気を含んだ空気が外部側に流れるために、

冬季間に壁体内結露を起こす可能性が高く、住宅に採用されることは少ないようです。

 

 

機械で排気を行うのが第3種換気方式

結露に強いのは3種換気方式

排気は強制的に機械で、空気の取り込みは自然に任せるのが第3種換気方式です。

1種、第2種換気方式と異なるのは、すべての居室に給気口を設ける必要があるという点です。

給気口からの自然給気と強制排気という仕組みは、内部結露が起きにくく、

ランニングコストが抑えられるというメリットがあります。

近年増えている高気密・高断熱住宅にも適した換気方式ともいわれています。

しかし、外気の侵入口が増える分、気密性の低い日本家屋などは反対に暖房費が高くなる可能性もあります。

 

 

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